アクロージュファニチャー

キッチン収納・飾り棚

オーダーメイド家具  キッチンカウンター【楢/ナラ】無垢

【樹種】楢/ナラ(無垢材)
ラワン(べニア)
【サイズ】既存カウンターサイズに準ずる

キッチンカウンター改装のご依頼です。

お住まいになられて数年が経ち、
建設当初より希望だった無垢材カウンターを
実現させたいということでご相談を受けました。

ナラ材をご希望で、無欠点のきれいな板よりは
多少雄々しさがあるものをということでした。

既存のカウンターは飾り棚があるものでしたが、
せっかく無垢の天板がつくのならばバーカウンターのように、
といことになり全体を羽目板で囲み、
一体感をもたせることでまとまりました。

ご自宅に伺い、施工内容などを確認する中で、
バーカウンターになるなら照明があってもいいのでは
ということで、そちらも別途、制作することとなりました。

※同じ物件の事例は下記ご参照下さい。
スピーカー内蔵照明の制作はこちらから
大扉制作はこちらから

改装前のカウンターの写真です。

まずは解体作業です。
解体してみないと実際の寸法や、細かい設計が決まりません。

残念ながら最善と考えていた状態ではなく、
作業自体も苦戦しました。
表の石膏ボードを剥がすだけでも慣れない作業に悪戦苦闘。
手前の骨組みを外すにも最短ルートは通じず。

本来は部分的なこういった解体が前提とされていないため、
あらゆる方向からがっちりと組んであります。

なんとかいらない部分を撤去し、新しいカウンターの骨組みにすることが出来ました。

期待していた既存カウンター下のフローリングは
残念ながら途中で途絶えていました。
左壁もしっかりと本体が壁に食い込んだ状態で作られていたので
壁を立てる必要が出てきました。
ここから改めて設計をしていきます。

1週間後の施工を目指して制作を進めていきます。

羽目板はオーク無垢材になりました。
天板に選んだ材と木目の雰囲気が近いものを選びます。

色味、木目の向きや太さ、節の位置などを見ながら順番を決め、
カウンターをぐるっと囲むように配置していきます。

今回はほとんどが現場作業です。
内部構造になる部分のみ制作し、
表の部材は塗装まで終わらせた状態でパーツのまま搬入です。

施工当日、まずは床材の張り直しです。
いらない部分を切り、フローリングを剥がしていきます。
壁側の位置と合わせて用意してきたブラックウォールナット材を
接着固定しようやくカウンター設置です。

内部材、無垢材天板、袖材を取り付け羽目板の確認をします。

無垢材は基本的に年月をかけて痩せていく方向に動きます。
設置時は内寸通りになるようにそろえた状態で制作しましたが、
実際に現場ではめてみるまでは、安心できません。

一日がかりで設置終了です。
照明は仮止めで後日改めて最終設置となりました。

このキッチン、実はまだ終わりません。
奥のパントリーへつづく開口に、
こちらもやはり建設当初から欲しかった扉を、
シンク上の照明に新しい雰囲気に合うように
ブラックウォールナットのカバーを、
ということで承りました。

※同じ物件の事例は下記ご参照下さい。
スピーカー内蔵照明の制作はこちらから
大扉制作はこちらから

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